今回は1992年10月14日から1999年9月26日までフジテレビ系列局で断続的に放送されていたお笑いバラエティ番組「ボキャブラ天国」
そこからブレイクし現在も第1選で活躍されている芸人7選を紹介します。
ボキャブラ天国とは
「ボキャブラ天国」と聞いてピンとくる方はおそらく45歳以上でしょう。
「ボキャブラ天国」とは1992年10月14日から1999年9月26日までフジテレビ系列局で8つのシリーズと3つのスペシャル特番として放送されていたバラエティ番組です。
初期の第1第2シリーズは視聴者投稿を元に作られた替え歌などの作品をパネラーが品評していくものでした。
それ以降は若手の登竜門的なネタ見せ番組へと変わっていきました。
今回は若手のネタ見せ部門からブレイクし今も活躍している芸人さん7選を独断と偏見で紹介します。
ブレイク芸人7選
1ネプチューン
名倉潤さん、堀内健さん、原田泰造さんの3人組お笑いトリオ。
ネタは主に堀内さんが書いているそうです。
今はコント師というよりMCで番組をまわすイメージが強いですね。
ネプリーグ、しゃべくり007やナニコレ珍百景などのレギュラー番組のほかにハモネプリーグやものまねグランプリなどパネラーからMCまで幅広く活躍しています。
2海砂利水魚(くりぃむしちゅー)
有田哲平さん、上田晋也さんの2人組お笑いコンビ。
漫才やコントのネタはお互いに作っているそうです。
両者がネタを描くコンビって珍しいですね。
しゃべくり007 、今夜はナゾトレ 、くりぃむクイズ ミラクル9 など上田さんがMC、有田さんがパネラーで番組を盛り上げる印象が強いですね。
先日最終回を迎えました世界一受けたい授業もありますね。
有田さんのボケと上田さんの絶妙なツッコミが魅力です。
また上田さんはGoing!や上田と女が吠える夜、有田さんは全力!脱力タイムズなどピンでの出演も増えています。
3爆笑問題
太田光さんと田中裕二さんの2人組お笑いコンビ。
漫才やコントのネタは太田さんが太田さんが書いているそうです。
サンデージャポンや秘密の県民SHOWなどやはりMCの仕事が多いですね。
太田さんは選挙特番などでは歯に衣着せぬ物言いで政治家たちに斬り込み賛否両論ありますが注目されています。
また今でもライブやテレビでネタを披露しています。
4古坂大魔王(底抜けAIR-LINE)
ボキャブラ時代には小島忍と底抜けAIR−LINEとして活動。
その後、古坂大魔王個人としてミュージシャン、DJとして活動します。
2003年コンビを解散し2008年からピン芸人としても活動再開。
2016年に「ピコ太郎」のプロデューサーとしてPPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)を発表します。
それがジャスティン・ビーバーの目に止まりYouTubeでの週間再生回数が2週連続世界一になったことで再ブレイク。
ネタ番組や情報系の番組などで活躍しています。
5土田晃之(U-turn)
ボキャブラ時代には対馬盛浩とU-turnとして活動。
コンビで活動している時はボケ担当でネタは土田さんが作っていたそうです。
2001年にコンビを解散しピン芸人として活動を開始します。
リポーターの仕事などをしていましたが水が合わず体調を崩してしまいます。
その後は大勢のタレントが集まって出演者同士の会話をメインにしたトーク番組がテレビ業界で増えたため、雛壇芸人としての仕事が急増しました。
最近は朝の情報系番組のコメンテーターとしての仕事も増えて舌鋒鋭い意見で人気を得ています。
6アンタッチャブル
ボケ担当の山崎弘也さんとツッコミ担当の柴田英嗣さんの2人組お笑いコンビ。
ボキャブラ天国出演をきっかけに爆笑オンエアバトルに登場し人気を得ました。
2003年にはM−1グランプリで敗者復活からの第3位に輝きブレイクしました。
2010年から柴田さんの私生活のトラブルで一時活動を休止していましたが2019年「全力!脱力タイムズ」に柴田さんが復帰出演した際、サプライズで山崎さんが登場。
以降コンビとしての活動を再開しました。
7江頭2:50(男同士)
男同士はツッコミのコンタキンテとボケの江頭2:50のお笑いコンビ。
コンビでの活動は稀で、ボキャブラ全盛期にも江頭さんがピンで出演することがようありました。
コンビで出演していたボキャブラ天国は貴重な映像ですね。
1998年に解散し破天荒なキャラで賛否両論あり炎上することも度々ありますが、実はテレビ局関係者に性格の良いタレントは誰ですか?と聞くと江頭さんの名前が上がるようです。
最近では代々木アニメーション学院の入学式で話題になった伝説のスピーチがありますが、それを聞いても江頭さんの人柄の良さがわかりますね。
視聴者投稿で印象に残っている作品
おまけですが、個人的には前期に放送されていた視聴者投稿の替え歌が大好きでした。
今でも耳に残っている作品を紹介します。頭の中で音楽を鳴らしながらお楽しみください。
槇原敬之さんの「もう恋なんてしない」をもじった作品。
モーホーなんていないなんて 言わないよ 自衛隊 🎶
(もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対)
山下達郎さんの「クリスマス・イヴ」をもじった作品。
兄は夜更け過ぎに ユキエ(女性)に変わるだろう 🎶
(雨は夜更け過ぎに ユキへと変わるだろう)
今ならコンプライアンスに引っかかりそうな作品が目白押しで面白かったです。
まとめ
今回は「ボキャブラ天国」からブレイクし今も活躍を続けている芸人さん7選を紹介しました。
今もネタをやり続けている人、MCやコメンテーターと別の分野で活躍している人と様々ですが、こんなに人気芸人たちを輩出した「ボキャブラ天国」伝説のネタ番組ですね。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。